興福寺の 五重塔が 修理される
2020年3月1日
国内のこと / こくないのこと
興福寺の 五重塔
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
奈良県にある興福寺の五重塔を
修理することが 決まりました。
大がかりな修理は、
およそ120年ぶりです。
五重塔は、
5つの屋根が 重なっている 塔です。
5つの屋根は、
地、水、火、風、空を 表していると
言われています。
興福寺の 五重塔は、
今から およそ1300年前の
730年に 建てられました。
五重塔は
高さが およそ50メートルあり、
木で作られた 塔としては
日本で2番目に 高いです。
興福寺は 世界遺産に登録されていて、
五重塔は 国宝に指定されています。
五重塔は 建てられてから
時間がたっているため、
壁が こわれやすくなり
屋根から かわらが
落ちてしまうこともあります。
奈良県は
2020年から 3年かけて、
修理のために 五重塔を 調べる予定です。
今回の 大がかりな修理は、
お寺の建てかたなどの 研究にも
役立つのではないかと
期待されています。