津波を知らせる 旗
(音声:加藤 愛優美さん)
2020年2月14日、
気象庁という 国の役所は、
耳の聞こえない人に
津波が来ることを知らせる 旗を
決めました。
旗の模様は、
赤と白の四角形が
交互に ならんでいて、
色の見えかたに 障害がある人にも
見やすいものに なっています。
津波とは 地震があったときなどに
海からせまってくる 大きな波です。
津波が来ると わかったら
すぐに 海のそばから
はなれなければなりません。
しかし、これまでは
津波が来ることを
音で 知らせていたので、
耳の聞こえない人には
わからないという問題が ありました。
そこで、
津波が来ることを
耳の聞こえない人にも 知らせるために
この旗が 決まりました。
津波が来ると わかったら、
この旗を 海岸から
海に向かって 振り、
津波が来ることを
海にいる人に 知らせます。
大きな地震だと 感じなくても、
津波が来ることが あります。
津波が来ると わかったら
少しでも早く 逃げてください。