イギリスが EUから抜けた

イギリスの国旗(こっき)(いろ)
()らされた 建物(たてもの)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)加藤(かとう) 愛優美(あゆみ)さん)

2020(ねん)(がつ)31(にち) イギリスが、
EU(ヨーロッパ連合(れんごう))から
()けました。

EUは、フランスやドイツなど
ヨーロッパにある (くに)
1993(ねん)(つく)った グループです。
イギリスのほかに 27の(くに)
EUに (はい)っています。

EUに(はい)っている (くに)(くに)のあいだでは、
(もの)()ったり ()ったりする(とき)
税金(ぜいきん)が かからなかったり、
(おな)じお(かね)使(つか)っていたりするなど、
とても 商売(しょうばい)がしやすいです。

また、手続(てつづ)きなしで お(たが)いの(くに)
()ったり ()たりすることが できたり、
EUとして まとまって
EU以外(いがい)(くに)と いろいろなことを
(はな)()ったりするなど、
(ひと)つの (おお)きな(くに)のように
なってきています。

イギリスは EUのなかでも
経済(けいざい)(ゆた)かな(くに)です。
そのため、EUの ほかの(まず)しい(くに)から
たくさんの(ひと)(はたら)きに()ていました。

これに(たい)して、
イギリス()(じん)仕事(しごと)が なくなる」と
不安(ふあん)(おも)(ひと)()えていました。

また、EUが
(ひと)つの(くに)のように なっていくことも、
自分(じぶん)たちのことは 自分(じぶん)たちで()めたい」
「イギリスらしさが なくなる」と
(いや)(おも)(ひと)()えていました。

そこで 2016(ねん)
イギリスの(ひと)たちは、
EUに(のこ)るか ()けるかの投票(とうひょう)をしました。
投票(とうひょう)結果(けっか)
EUから()けることが ()まりました。

しかし、()ける方法(ほうほう)などが うまく()まらず、
2020(ねん)に ようやく
()けることになりました。

これから、EUと
いろいろな (こま)かいルールを
()めることに なっていますが、
(はな)()いが うまくいくか
世界(せかい)(ちゅう)注目(ちゅうもく)しています。

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