パラテコンドーの 試合
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2020年1月26日、
東京パラリンピック「パラテコンドー」の
日本代表を選ぶ試合が 行われました。
試合の結果、
田中 光哉 選手、工藤 俊介 選手、
太田 渉子 選手が
日本代表に 選ばれました。
「テコンドー」は、格闘技のひとつです。
八角形の コートのなかで
一対一で 戦います。
自分の体を 蹴られないように 守りながら、
相手の体を 蹴って 得点をきそいます。
障害のある選手が
この「テコンドー」を するのが
「パラテコンドー」です。
パラテコンドーは、
2020年の 東京パラリンピックから
新しく パラリンピックの競技になります。
パラテコンドーは、
男女別で 体重と障害の 重さによって
クラスが 分かれています。
腕に 障害のある選手が
上半身に 電子防具をつけて、
相手の上半身を 蹴ることで
得点を きそいます。
オリンピックの テコンドーでは
相手の頭を蹴ることも できますが、
パラテコンドーでは、
相手の上半身だけを 蹴ります。
また、パラテコンドーでは
蹴るときに 1回転するか、
半分回転するかで 得点が変わります。
技の得点は、
電子防具や審判が 決めます。
選手が 審判の判断はおかしいと
言ったときには、
ビデオ判定をすることも あります。
2020年の 東京パラリンピックでは
パラテコンドーにも
注目してみてください!