広島で スピーチする ローマ教皇
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2019年11月23日、
キリスト教の
ローマ教皇 フランシスコさんが
日本に やってきました。
キリスト教という 宗教には、
カトリックと プロテスタントといった
グループがあります。
ローマ教皇とは カトリックの
リーダーのことです。
カトリックを 信じている人は
世界中で およそ13億人います。
そのため、
ローマ教皇が どんなことを言うか
世界中の人が 注目していました。
11月24日、ローマ教皇は
広島と長崎を 訪れました。
広島と長崎は、戦争の時に
アメリカから 原爆を落されて
たくさんの人が 亡くなったところです。
そこで ローマ教皇は
原爆で 亡くなった人たちへ
お祈りをしました。
そのあと、スピーチで
原爆などの 核兵器のない
平和な世界を 作ることを
呼びかけました。
11月25日、ローマ教皇は
東京を 訪れました。
ローマ教皇は
東日本大震災で 被害にあった人と
お話をしたり、
天皇や 安倍 晋三 首相と 会いました。
11月26日、ローマ教皇は
イタリアの 近くにある
バチカンという国に 帰りました。