「桜を見る会」に 参加している人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
「桜を見る会」は、
日本の首相が 税金を使って
毎年4月に開いている イベントです。
東京都の 新宿御苑という
大きな公園に、
政治家や科学者、芸能人など
たくさんの人を 招待して、
一緒に 桜を見ます。
桜を見る会は 毎年、
招待される人の数が 増えています。
2019年4月に 開かれた
桜を見る会には、
およそ1万8000人が 参加しました。
また、この会を開くのにかかる お金も
どんどん 増えています。
2020年4月に この会を開くために、
およそ5700万円の 税金が
用意される 予定でした。
しかし、この会に
どういう人を 招待するのか
はっきりとは 決まっていません。
招待された人の なかには、
安倍 晋三 首相の 地元の人たちや
安倍首相を 応援している人たちも
たくさんいました。
また、この会に 招待された人は
お金を払わずに お酒を飲んだり、
食べものやお菓子を 食べたりできます。
これに対して、
選挙で たくさん票をもらえるように、
税金を使って お願いしているのではないか
という批判が 国会でありました。
そこで 安倍首相は、
2020年の 桜を見る会は
中止にすると 決めました。
今まで どういう人を 招待して、
どういったことに お金を使っていたのか、
説明する必要が ありそうです。