緒方 貞子さん
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
2019年10月22日、
緒方 貞子さんが 亡くなりました。
緒方 貞子さんは
日本人として 初めて
難民を守る 世界の団体で
リーダーを つとめました。
難民とは、
戦争や差別などによって
住んでいた国から ほかの国に
逃げた人たちのことです。
難民を守る 団体では、
住んでいる国の 中で
逃げている人たちは
助けられませんでした。
住んでいる国を 出ないと
難民には ならないからです。
しかし、緒方 貞子さんは
住んでいる国の 中で
逃げている人たちも、
難民と 同じように
助けられるようにしました。
緒方 貞子さんは、
何よりも 一人ひとりの命を
大事にした人だと 言われています。
旧ユーゴスラビアやルワンダ、
アフガニスタンなど、
争いが起こった国の 人たちを 助ける
活動をしました。
緒方 貞子さんが 亡くなったことを
たくさんの人が 悲しんでいます。