天皇になったことを 発表する式が 行われた

「即位(そくい)」したことを 発表(はっぴょう)する 天皇(てんのう)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：ゆたさん)

２０１９年(ねん)１０月(がつ)２２日(にち)、
新(あたら)しい天皇(てんのう)が ５月(がつ)に 天皇(てんのう)になったことを
発表(はっぴょう)する式(しき)が 行(おこな)われました。
この式(しき)は 「即位礼(そくいれい)正殿(せいでん)の儀(ぎ)」といいます。
「即位(そくい)」は 天皇(てんのう)になることです。
「正殿(せいでん)」は 式(しき)が行(おこな)われる場所(ばしょ)で、
天皇(てんのう)の住(す)まいである
「皇居(こうきょ)」の中(なか)に あります。

この式(しき)には、安倍(あべ) 晋三(しんぞう) 首相(しゅしょう)や
国会(こっかい)、裁判所(さいばんしょ)の トップの人(ひと)、
１８０以上(いじょう)の 国(くに)や地域(ちいき)の代表(だいひょう)が
参加(さんか)しました。

天皇(てんのう)は、この式(しき)の中(なか)で、
国民(こくみん)に よりそいながら
天皇(てんのう)として 仕事(しごと)をしたい
と言(い)いました。

この式(しき)のあとには、
お祝(いわ)いのパレードが 行(おこな)われる予定(よてい)でした。
しかし、台風(たいふう)１９号(ごう)で
日本(にほん)中(ちゅう)が 被害(ひがい)にあったため、
パレードは １１月(がつ)１０日(とおか)に
することになりました。