デモの人たちで
埋めつくされた 公園
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
中国にある 香港という場所で、
2019年6月から、
大きなデモが 続いています。
デモとは、政府や 社会に対して
言いたいことがある 人たちが
集まって 声をあげることで、
自分たちの考えを
わかってもらおうとすることです。
香港は 中国にありますが、
中国とは ちがう
自由な制度や法律を もつことが
みとめられています。
たとえば、
中国では みんなの前で
いまの政府は悪い と言ったり、
政府を変えようと 行動したりすると
警察に つかまることがあります。
香港の中では
政府に反対する 自由があるため
つかまりません。
しかし、そうした自由が
なくなるかもしれません。
香港の政府が 法律を変えようと
しているからです。
法律が変わると、
中国の政府に 反対して
行動している人たちが
香港の外に 連れていかれ、
つかまってしまうのではないかと
いわれています。
そこで、香港の人たちは
デモを 始めました。
デモには、
数千人から 数十万人もの人が
参加しているようです。
2019年8月25日には、
警察が デモをする人たちを
おどかすために 銃をうつなど、
デモは 危なくなってきています。
これから 香港のデモが どうなるのか、
世界の人たちが 気にしています。