日本と韓国の 仲が 悪くなってきた
2019年8月18日
国内のこと / こくないのこと
裁判の結果を聞いて
よろこぶ韓国の人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
最近、日本と韓国の 仲が
悪くなってきています。
仲が悪くなってきた 原因は、
韓国であった 裁判です。
2018年10月に 韓国の裁判所は、
日本の会社は 韓国の元「徴用工」に
お金を払いなさいと 命令しました。
徴用工とは、
70年以上前の 戦争の時代に
日本の会社が 無理やり働かせた
韓国人のことです。
この命令に、
日本の政府や 会社は 怒りました。
日本としては 1965年に、
韓国と 話し合って
この徴用工の問題を 解決したはずだと
思っているからです。
2019年7月、
日本は、いくつかの品物について
韓国に売るときの ルールを
今までよりも 厳しくしました。
日本の政府は、
「徴用工の問題とは 関係ない」
と言っています。
しかし、韓国の政府は
「徴用工の問題で、韓国の裁判所が
日本の会社に 命令したことの
仕返しだ」と言って 怒っています。
そして、韓国も
2019年9月から、
韓国が 日本にものを
売るときの ルールを
厳しくすることにしました。
日本と韓国の仲が
もとどおりに なるまでには
まだ 時間がかかりそうです。