国会の バリアフリー工事
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2019年7月21日の
参議院議員選挙で、
重い身体障害のある人が
国会議員に えらばれました。
「れいわ新選組」という 政党の
舩後 靖彦さんと 木村 英子さんです。
ふたりは ほとんど
自分で体を動かすことが できず、
車いすで くらしています。
ふたりが 国会で 仕事できるよう、
会議する場所に 車いすのまま
入れるようにするなど
バリアフリー工事が おこなわれました。
また、ボタンを押したり
名前を書いたりする 投票などでは、
介助者が かわりにしても いいことに
なりました。
ふたりが 利用している
「重度訪問介護」という 制度は、
生活の介助に 使うときは
払うお金が 少しだけですみます。
しかし、仕事の介助に 使うときは、
かかるお金を すべて自分で
払わなくては いけません。
このことについて
参議院で 話しあい、
しばらくのあいだは、
介助にかかる お金を
参議院が 払うことになりました。
舩後さんと 木村さんは
仕事の介助も 生活の介助と
おなじように 使えるよう、
重度訪問介護の 制度を
変えるべきだと 話しています。