医学部の 不公平な入学試験が 公平になった
2019年6月30日
国内のこと / こくないのこと
医学部の入学試験について 話す
文部科学省の 柴山 昌彦 大臣
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2018年まで
いくつかの大学の 医学部の入学試験が
不公平でした。
それが 2019年には 公平になりました。
このことを 2019年6月25日、
文部科学省という 国の役所が
発表しました。
2018年までの
医学部の入学試験では、
受験生の 性別や年齢によって
合格できる基準が ちがう大学が
ありました。
たとえば、
同じ入学試験で 同じ点数をとっても、
男性のほうが 女性よりも
合格しやすくなっていました。
また、18歳や19歳の人のほうが
20歳以上の人よりも 合格しやすいという
大学も ありました。
このように 試験の点数ではなく
性別や年齢によって
合格できる基準が ちがうのは 不公平だと、
たくさんの人が 批判していました。
文部科学省は、
不公平な 入学試験について
情報をあつめるための 相談窓口を
作ることにしています。