金融庁がある 霞ヶ関
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2019年6月3日、
金融庁という 国の役所は
「年をとって 仕事をやめたあと
くらしていくためには、
2000万円の貯金が 必要」
という報告書を 発表しました。
仕事を やめたあと
もらえる年金だけでは、
くらしていくための
お金が 足りないということです。
この発表を知って、多くの人が
そんなに たくさん
お金を ためられるわけがない
と怒りました。
大きなさわぎに なったあとで、
政府は この報告書を
認めないといいました。
政府は 問題をなかったことに
しようとしているのではないかと
批判する人も います。
日本は若い人が 少なく
お年寄りが 多いです。
はたらく人から お金を集める 年金が
これから どうなるのか
不安に思っている人が 多くいます。