『シンプル性教育』を書こうと思った きっかけ (門下 祐子)

(音声(おんせい)天馬(てんま) トモエさん)

 

2023(ねん)(がつ)(まつ)に、
スローコミュニケーションから (ほん)出版(しゅっぱん)しました!
すでにお()みいただいた(みな)さま、
本当(ほんとう)に ありがとうございます。

 

さて、ありがたいことに
今年度(こんねんど)も コラム連載(れんさい)をさせていただくことになりました。
今年度(こんねんど)は、書籍(しょせき)『シンプル性教育(せいきょういく)()いた
くらす・はたらく(うえ)大切(たいせつ)
(せい)」に(かん)する13のテーマについて、
より具体的(ぐたいてき)内容(ないよう)や こだわったポイント、
制作(せいさく)裏話(うらばなし)などを
このコラムに()いていこうと(おも)います。

 

初回(しょかい)は、
「なぜ『シンプル性教育(せいきょういく)』を()こうと(おも)ったのか」
について。

 

最近(さいきん)性教育(せいきょういく)(かん)する(ほん)が たくさん出版(しゅっぱん)されています。
それぞれに特色(とくしょく)があり、勉強(べんきょう)になるものばかりです。

ただ、「(せい)」は とても(はば)(ひろ)内容(ないよう)(あつか)うので、
どうしても文字(もじ)(すう)(おお)くなったり、
(むずか)しい言葉(ことば)()てきてしまいます。

 

(だれ)もが「(せい)」について(まな)権利(けんり)
もっているにもかかわらず、
文章(ぶんしょう)()むのが 苦手(にがて)だったり、
文字(もじ)だけ()んでいても
意味(いみ)がわかりづらいと(かん)じる(ひと)には、
なかなか「(せい)」を(まな)ぶチャンスが
なかったりします。

 

それならば、
イラストを中心(ちゅうしん)に、文字(もじ)はできるだけ(すく)なく、
文章(ぶんしょう)もできるだけ(みじか)く、
(だれ)もに わかりやすい(ほん)(つく)ってみたい」
(おも)ったのが きっかけです。

ひとりでも()めるし、
ページを(ひら)いて (だれ)かに()せるだけで、
対話(たいわ)」が()まれるような
そんな(ほん)にしたいという (つよ)(おも)いがありました。

 

とは()え、
「わかりやすさ」を(つらぬ)くためには、
(なに)のテーマを(あつか)うか、(なに)()くか、(なに)()かないのか
ある程度(ていど)(しぼ)っていく必要(ひつよう)があります。

(みじか)文章(ぶんしょう)だからこそ、
(ほん)(しつ)()とさずに、いかに端的(たんてき)()くか」が重要(じゅうよう)です。

これが簡単(かんたん)なようで、
(じつ)はかなり(むずか)しい作業(さぎょう)でして…。
だらだらと(なが)文章(ぶんしょう)()いてしまう(わたし)にとっては、
まさに修行(しゅぎょう)のような日々(ひび)だったのです(なきます

 

さらなる裏話(うらばなし)
これからの連載(れんさい)()いていくことにします。

次回(じかい)からは
スローコミュニケーションの賛助(さんじょ)会員(かいいん)(かた)のみ
コラムをお()みいただけます。
よろしかったら この機会(きかい)
会員(かいいん)になっていただけたら うれしいです!

 

(ぶん)東洋大学(とうようだいがく)福祉(ふくし)社会(しゃかい)開発(かいはつ)研究(けんきゅう)センター
客員(きゃくいん)研究(けんきゅう)(いん)門下かどした 祐子ゆうこ

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