トラ弁ネットが 目指すこと (トラ弁ネット)

(あたら)しく執筆陣(しっぴつじん)(くわ)わらせていただいた
全国(ぜんこく)トラブルシューター弁護士(べんごし)ネットワーク(トラ(べん)ネット)」です。

(わたし)たちは、
障害(しょうがい)のある(ひと)支援(しえん)関心(かんしん)のある
全国(ぜんこく)弁護士(べんごし)(あつ)まった 団体(だんたい)です。
今後(こんご)は、事務局(じむきょく)弁護士(べんごし)交代(こうたい)
執筆(しっぴつ)担当(たんとう)します。

今回(こんかい)は、トラ(べん)ネットが
(なに)目指(めざ)しているのか、
どんな()()みをしているのか、
簡単(かんたん)に ご紹介(しょうかい)いたします。
なお、今回(こんかい)執筆(しっぴつ)担当(たんとう)
事務(じむ)局長(きょくちょう)山田(やまだ)恵太(けいた)です。

トラ(べん)ネットは、
2019(ねん)(がつ)設立(せつりつ)されました。
障害(しょうがい)のある(ひと)
地域(ちいき)生活(せいかつ)している(なか)では、
様々(さまざま)なトラブルに
出会(であ)うことが あります。

(たと)えば、障害(しょうがい)特性(とくせい)
利用(りよう)されてしまって
消費者(しょうひしゃ)被害(ひがい)にあうことも あります。
また、挙動不審(きょどうふしん)だという理由(りゆう)
冤罪(えんざい)被害(ひがい)にあうことも あります。
虐待(ぎゃくたい)被害(ひがい)(おお)いです。

それだけではなく、
つらい環境(かんきょう)()()められて
犯罪(はんざい)()こしてしまう、
加害者(かがいしゃ)(がわ)に なってしまうことも
あります。

このようなトラブルに 対応(たいおう)したり、
そもそも そういったトラブルが
()きないような 地域(ちいき)づくりに
(かか)わりたい、
そんな(おも)いをもった弁護士(べんごし)(あつ)まって
()()げられたのが トラ(べん)ネットです。
まだ 設立(せつりつ)して1(ねん)ほどの 団体(だんたい)ですが、
全国(ぜんこく)弁護士 (べんごし)60(めい)ほどが
参加(さんか)しています。

トラ(べん)ネットの 活動(かつどう)は、
定期(ていき)セミナー
②ケース検討会(けんとうかい)
③メーリングリストでの情報(じょうほう)交換(こうかん)
④ソーシャルアクション
⑤LINE無料(むりょう)法律(ほうりつ)相談(そうだん)
(おも)活動(かつどう)となっています。

①、②、③は
(おも)会員(かいいん)弁護士(べんごし)()けの 活動(かつどう)です。

それぞれが ①セミナーを(とお)して
(あたら)しい知見(ちけん)(まな)び、
また ②それぞれが 担当(たんとう)している
ケースについて 検討(けんとう)します。
また、③様々(さまさま)情報(じょうほう)について
メーリングリストを(もち)いて
情報(じょうほう)共有(きょうゆう)しています。
このような活動(かつどう)(とお)して、研鑽(けんさん)し、
障害(しょうがい)のある(ひと)法的(ほうてき)支援(しえん)
()かしています。

④は、社会(しゃかい)(たい)する活動(かつどう)です。
弁護士(べんごし)(かか)わる団体(だんたい)機関(きかん)(など)に、
合理的(ごうりてき)配慮(はいりょ)提供(ていきょう)(など)について
申入(もうしい)れを (おこな)います。

(たと)えば、現在(げんざい)は、
日本(にほん)司法(しほう)支援(しえん)センター((ほう)テラス、資力(しりょく)のない(ひと)弁護士(べんごし)費用(ひよう)立替(たてかえ)(など)(おこな)っている独立(どくりつ)行政(ぎょうせい)法人(ほうじん)です。)に(たい)し、
障害(しょうがい)のある(ひと)にも()かりやすい 契約書(けいやくしょ)
重要(じゅうよう)事項(じこう)説明書(せつめいしょ)用意(ようい)するよう、
申入(もうしい)れをしています。

⑤のLINE無料(むりょう)法律(ほうりつ)相談(そうだん)は、
2020(ねん)(がつ)13(にち)
スタートしました。
きっかけは、
新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)拡大(かくだい)(ともな)
緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)発令(はつれい)()け、
各地(かくち)弁護士会(べんごしかい)(ほう)テラスが
相談(そうだん)窓口(まどぐち)停止(ていし)縮小(しゅくしょう)したことでした。

障害(しょうがい)のある(ひと)が、
緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)()
いろんな(こま)りごとを (かか)えたときに、
相談(そうだん)できる場所(ばしょ)が なくなるのは
(こま)ると (かんが)えたのです。
そこで、障害(しょうがい)のある(ひと)
そして そのご家族(かぞく)支援者(しえんしゃ)からの相談(そうだん)
LINEで ()()けることにしました。
実際(じっさい)、スタート直後(ちょくご)から
(おお)くの相談(そうだん)()せられました。

(たと)えば 以下(いか)のような相談(そうだん)がありました。
緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)影響(えいきょう)解雇(かいこ)されそう
職場(しょくば)合理的(ごうりてき)配慮(はいりょ)提供(ていきょう)してもらえていない
・DVや経済的(けいざいてき)問題(もんだい)理由(りゆう)離婚(りこん)したいと (かんが)えている

このような相談(そうだん)対応(たいおう)する(なか)で、
障害(しょうがい)のある(ひと)
LINEという身近(みぢか)なツールを (もち)いて
相談(そうだん)をするという ニーズは、
もともと (おお)きかったのではないか、
ということを 実感(じっかん)しました。

法律(ほうりつ)相談(そうだん)()くというのは
ただでさえ ハードルが(たか)部分(ぶぶん)
ありますが、
障害(しょうがい)のある(ひと)にとっては
そのハードルは より(たか)
(かん)じられるのでは ないでしょうか。
LINEというツールであるからこそ、
相談(そうだん)()()せるという(ひと)
(おお)いということが ()かりました。

そこで、当初(とうしょ)は、実施(じっし)期間(きかん)
緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)終了(しゅうりょう)までと
(かんが)えていましたが、
LINE無料(むりょう)法律(ほうりつ)相談(そうだん)
継続(けいぞく)して (おこな)うこととしました。
現在(げんざい)も、様々(さまざま)なご相談(そうだん)
()せられています。

今後(こんご)のコラムは、
実際(じっさい)()せられたご相談(そうだん)なども ベースに
()かせていただく 予定(よてい)です。

((ぶん)全国(ぜんこく)トラブルシューター弁護士(べんごし)ネットワーク)

 

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