緊急事態宣言を出すと 発表する
菅 義偉 首相
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
政府は
2021年8月22日まで
東京都に 4度目の緊急事態宣言を
出しました。
新型コロナウイルスにかかる人が
また 増えてきて、
病院のベッドの数が
足りなくなってきているからです。
前から 緊急事態宣言が出ている
沖縄県も、
緊急事態宣言を 続けます。
埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府の
一部の地域では、前から出ている
「まん延防止等重点措置」を
続けます。
緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置が
出ているところでは、
レストランなどは 午後8時で
お店を閉めるよう 求められます。
こうしたなか、
7月23日から はじまる
東京オリンピックでは、
多くの競技が
お客さんを 会場に入れない
「無観客」に なりました。
オリンピック中に
東京などで 電車の本数を
増やすことも やめます。
一方で「緊急事態宣言が出て
ほかのイベントは
中止になっているのに、
オリンピックだけ やるのは
おかしいのではないか」
といった声も 上がっています。
オリンピックには
世界中から 選手やスタッフ、
取材をする記者など
たくさんの人が 集まります。
そのため、
海外から 変異したウイルスを
持ち込んで 日本国内に広めたり、
自分の国に
持ち帰ったりすることが ないよう
厳しい対策を しなくては
いけません。
今後、新型コロナウイルスが
流行するなかで、
どうやって 安全に
オリンピックを 開くのか、
政府の取り組みが 注目されています。