イスラエルからの攻撃で
建物がくずれた パレスチナの町
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2021年5月10日に
パレスチナの「ハマス」という組織と
イスラエル軍との間で
戦いが 起きました。
いろいろな国が
戦いをやめるよう 呼びかけ、
この戦いは 5月21日、
いったん やめることになりました。
この戦いで、
パレスチナ側は 250人以上が
亡くなり、
イスラエル側は 10人以上が
亡くなりました。
パレスチナと イスラエルは
アジアとヨーロッパの間にある
「中東」という地域に あります。
パレスチナと イスラエルは
長い間、土地の 取りあいで
戦っています。
1948年には
イスラエルの国が できて、
たくさんのパレスチナの人が
住む場所を 失いました。
1994年からは、
「パレスチナ自治区」という
場所を 決めました。
そこでは
パレスチナの人たちが
暮らせることになっています。
しかし、いまは
イスラエルのほうが 力が強いので
パレスチナの人の土地を
無理やり うばったりしています。
また、イスラエルは
これまでも 何回か
パレスチナを攻撃し、
たくさんの人が 亡くなりました。
一方で、
パレスチナの「ハマス」は
イスラエルを 敵だと思っています。
今回の戦いでも
イスラエルを 攻撃しました。
世界中の国があつまって会議をする
国際連合は、
パレスチナと イスラエルが
また 戦いを始めないよう
求めています。
また、たくさんの人が 亡くなった
パレスチナを
急いで 支援する必要があると
世界中の国に 呼びかけています。