海外 のこと
2020/2/9
イギリスが EUから抜けた
2020年1月31日 イギリスが、
EU(ヨーロッパ連合)から
抜けました。
EUは、フランスやドイツなど
ヨーロッパにある 国が
1993年に作った グループです。
イギリスのほかに 27の国が
EUに 入っています。
EUに入っている 国と国のあいだでは、
物を売ったり 買ったりする時に
税金が かからなかったり、
同じお金を 使っていたりするなど、
とても 商売がしやすいです。
また、手続きなしで お互いの国を
行ったり 来たりすることが できたり、
EUとして まとまって
EU以外の国と いろいろなことを
話し合ったりするなど、
一つの 大きな国のように
なってきています。
イギリスは EUのなかでも
経済が 豊かな国です。
そのため、EUの ほかの貧しい国から
たくさんの人が 働きに来ていました。
これに対して、
「イギリス人の仕事が なくなる」と
不安に思う人が 増えていました。
また、EUが
一つの国のように なっていくことも、
「自分たちのことは 自分たちで決めたい」
「イギリスらしさが なくなる」と
嫌に思う人が 増えていました。
そこで 2016年に
イギリスの人たちは、
EUに残るか 抜けるかの投票をしました。
投票の結果、
EUから抜けることが 決 まりました。
しかし、抜ける方法などが うまく決まらず、
2020年に ようやく
抜けることになりました。
これから、EUと
いろいろな 細かいルールを
決めることに なっていますが、
話し合いが うまくいくか
世界中が 注目しています。