暴走した車が 人をはねる事故が あった

事故(じこ)の 現場(げんば)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛優美(あゆみ)さん)

２０１９年(ねん)４月(がつ)１９日(にち)、
東京都(とうきょうと)の 池袋(いけぶくろ)という場所(ばしょ)で
車(くるま)が たくさんの人(ひと)を はねる
事故(じこ)がありました。
この事故(じこ)で、２人(ふたり)が 亡(な)くなり、
８()人(にん)が ケガをしました。

車(くるま)を 運転(うんてん)していたのは
８７歳(さい)の お年寄(としよ)りでした。
警察(けいさつ)は、なぜ 事故(じこ)が起(お)きたのか
詳(くわ)しく 調(しら)べています。

最近(さいきん)、お年寄(としよ)りが 起(お)こしてしまった
車(くるま)の事故(じこ)が 注目(ちゅうもく)されています。

お年寄(としよ)りは
ハンドルやブレーキの 操作(そうさ)を
うまく できなくなったり、
判断(はんだん)が 遅(おそ)くなったりして、
事故(じこ)を 起(お)こしやすくなることがある
と言(い)われています。

車(くるま)の事故(じこ)を 防(ふせ)ぐために、
お年寄(としよ)りの ドライバーは
判断力(はんだんりょく)を チェックしたり、
交通(こうつう)安全(あんぜん)についての 講習(こうしゅう)を
うけたりすることに なっています。

また、お年寄(としよ)りに
運転(うんてん)を やめてもらうために、
運転(うんてん)免許(めんきょ)を 返(かえ)した人(ひと)には、
タクシー代(だい)や レストランでの食事代(しょくじだい)を
安(やす)くするなどの サービスをしている
地域(ちいき)も あります。