事件で亡くなった人たちに 向けて
そなえられた お花
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
2019年3月15日、
ニュージーランドという 国で
イスラム教を信じている 人たちが
銃でうたれる事件が ありました。
この事件で 50人が 亡くなりました。
犯人は モスクという場所で
銃を うちました。
モスクとは、
イスラム教を信じている 人たちが
お祈りをするために 集まる 建物です。
犯人は この建物に
集まった人たちに 向けて、
銃を うったのです。
犯人は、
ニュージーランドのとなりの、
オーストラリアという 国の
男でした。
最近、いろいろな国の 人が
働いたり 生活したりするために、
ニュージーランドや オーストラリアに
移り住んできています。
犯人は、
そのような いろいろな国から
移り住んできた 人を
悪い人だと 思いこみ、
にくんでいました。
犯人は 移り住んできた人の なかでも
目立っていた、
イスラム教を信じる 人たちを
おそうことにしたのです。
ニュージーランドの 国のリーダー
アーダーン首相は、
このような事件が あっても、
ほかの国から来る人を 受けいれ、
いろいろな人が いることを 大切にする
ニュージーランドの 考えかたは
変わらないと 話しました。