
(音声:佐藤 香織さん)
とっさに ことばが出なかったり、
声が 出にくかったりする人たちが
いることを 知っていますか?
たとえば、
話し始めるときに
ことばが うまく出てこないことを
「吃音」といいます。
事故などによって
ことばを使うことが 難しくなる
「失語症」なども あります。
声やことばの 病気や困りごとは
さまざまです。
また、声やことばで 困っていても、
見た目では 分かりにくいので、
周りの人に 悩みを
知ってもらえないことが 多いです。
そこで、2026年6月25日、
声やことばに
困りごとがあることを 知ってもらおうと、
「声とことばマーク」が
発表されました。
「声とことばマーク」は、
人の横顔と 声を出すふき出しが
組み合わさった形です。
赤いふき出しの中には、
助けが必要なことを 伝える
白い十字が 描かれています。
このマークは
声やことばに困りごとを持つ人たちが
作りました。
声やことばに困りごとを持つ人たちが
それぞれの悩みを話すなかで、
病気や障害の名前は 違っても
不安や 周りの人に求めることは
同じ部分が多いと 気づきました。
たとえば、
「電話が苦手だと 分かってほしい」
「ゆっくり 話してもらいたい」
といったことです。
そして、みんなで使えるマークを
作ることにしました。
困りごとを持つ人が
このマークを つけることで、
声やことばが 出にくいことを
周りの人に 知らせることができます。
また、お店や役所が
このマークを
見える場所に 貼ることで、
困りごとを持つ人たちが
安心して その場所やサービスを
使うことができます。
マークが広まることで、
声やことばの 困りごとを持つ人たちが
もっと安心して暮らせる社会に
なるといいですね。