車いすテニスの 小田 凱人 選手が ゴールデンスラムを達成！

小田(おだ) 凱(とき)人(と) 選手(せんしゅ)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２５年(ねん)９月(がつ)６日(むいか)、
車(くるま)いすテニスの 小田(おだ) 凱(とき)人(と) 選手(せんしゅ)が
アメリカで行(おこな)われた
全米(ぜんべい)オープンで 優勝(ゆうしょう)しました。

このことで、小田(おだ)選手(せんしゅ)は
４つの世界(せかい)大会(たいかい)と パラリンピックの
すべてで 優勝(ゆうしょう)し、
「ゴールデンスラム」を 達成(たっせい)しました。

ゴールデンスラムを 達成(たっせい)した人(ひと)は
小田(おだ)選手(せんしゅ)を含(ふく)めて
世界(せかい)で たった８人(にん)しかいません。
とても すごいことです。

これまで 日本人(にほんじん)の選手(せんしゅ)では、
国枝(くにえだ) 慎吾(しんご) 選手(せんしゅ)が 達成(たっせい)しました。

小田(おだ)選手(せんしゅ)は 国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)のようになりたいと
車(くるま)いすテニスを 始(はじ)めました。
そして、１９歳(さい)という若(わか)さで
ゴールデンスラムを 達成(たっせい)したのです。

小田(おだ)選手(せんしゅ)は 車(くるま)いすテニスの人気(にんき)を
もっと広(ひろ)げたいと 考(かんが)えています。
日本(にほん)に帰(かえ)ってきた 小田(おだ)選手(せんしゅ)は
「ファンに見(み)たいと 思(おも)ってもらえるように
すごい試合(しあい)を もっとしたい」と話(はな)しました。

また、９月(がつ)に 日本(にほん)で 国際(こくさい)大会(たいかい)が開(ひら)かれ、
優勝(ゆうしょう)したときには
「車(くるま)いすテニスは かっこいいですよね」と
試合(しあい)を見(み)ていた人(ひと)たちに 呼(よ)びかけました。
すると 試合(しあい)を見(み)ていた人(ひと)たちは
いっせいに 拍手(はくしゅ)しました。

世界(せかい)で１番(ばん)の 車(くるま)いすテニスの選手(せんしゅ)として、
小田(おだ)選手(せんしゅ)の活躍(かつやく)は これからも続(つづ)きます！