障害などがある人も 選挙に参加しやすくしてほしいと NPOが 国に求めた
2025年7月13日
障害のこと / しょうがいのこと

投票所
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2025年7月20日に
国会議員を選ぶ、参議院選挙があります。
国会議員は、
みんなの代表として
日本の政治や ルールを作る人たちです。
選挙は、その人たちを決める
大事なイベントです。
しかし、障害などの理由で
投票所に行けなかったり、
立候補者が言っていることが 難しくて
誰に投票するか 選びづらい
ということも あります。
そこで、
「日本障害者協議会」という NPO団体は、
総務省という国の役所に
今度の参議院選挙に向けて
国にしてほしいことを 伝えました。
たとえば、次のようなことです。
・投票が難しい人に対して、
どの地域でも しっかりと対応してほしい。
・郵便で投票することが 認められているのは、
重い身体障害のある人などに 限られている。
もっと 多くの人ができるように してほしい。
・漢字を読むのが むずかしい人のために、
立候補者を紹介する情報に
ふりがなをつけるなど してほしい。
日本障害者協議会の 薗部 英夫さんは、
「投票するときの いろいろな問題を
なくしてほしい。
全国の 選挙を準備している人たちは、
障害のある人と 一緒に 考えてほしい」
と話しました。
政治や選挙は、
だれにとっても 大事なものです。
ふりがなをつけることは もちろん、
ことばや文を わかりやすくしたり、
イラストを使って 説明するなど、
みんなが 選挙に参加できるような
工夫が 必要です。
☆株式会社ヘラルボニーさんが作った
「やさしい投票ガイド」を
ぜひ 活用してください!
知的障害のある人が
投票所で 困ったときに見せる
情報ガイドです。
こちらから 無料でダウンロードできます。
※スローコミュニケーションも
作成に 協力しました。
☆選挙については
こちらの記事も 読んでみてください!
今年も 選挙に行こう
【参院選 特集①】選挙って なに?
【参院選 特集②】どうやって 投票する人を 決めるの?
【参院選 特集③】参議院議員選挙について
【参院選 特集④】投票の流れ
【参院選 特集⑤】投票について わからないことが あったら