子どもを守る「一時保護」の制度が 変わった

(音声(おんせい):ゆたさん)

家族(かぞく)との生活(せいかつ)家族(かぞく)がどんな(ひと)かは
それぞれ ちがっています。

家族(かぞく)から ひどい言葉(ことば)()われたり、
暴力(ぼうりょく)()けたりするなど
虐待(ぎゃくたい)されている()どもたちも います。

そこで、
()どもを 虐待(ぎゃくたい)から(まも)るために
家族(かぞく)のもとから ()どもを(はな)
一時(いちじ)保護(ほご)」という制度(せいど)が あります。
一時(いちじ)保護(ほご)されている(あいだ)
()どもは 家族(かぞく)とは(べつ)場所(ばしょ)()らします。

これまで 一時(いちじ)保護(ほご)は、
()どもや家族(かぞく)を サポートする
児童(じどう)相談所(そうだんしょ)という役所(やくしょ)だけで
()めていました。

児童(じどう)相談所(そうだんしょ)は、()どもを(まも)るためならば
()どもの(おや)一時(いちじ)保護(ほご)反対(はんたい)していても
一時(いちじ)保護(ほご)をすることが ありました。
そのとき、反対(はんたい)している(おや)
トラブルになることが (おお)いです。

そこで、2025(ねん)(がつ)から
一時(いちじ)保護(ほご)制度(せいど)()わりました。

児童(じどう)相談所(そうだんしょ)だけで
一時(いちじ)保護(ほご)()めるのではなく、
児童(じどう)相談所(そうだんしょ)裁判所(さいばんしょ)説明(せつめい)をして、
裁判所(さいばんしょ)(みと)めたときに、
一時(いちじ)保護(ほご)をすることに なりました。
裁判所(さいばんしょ)()めるときには
(おや)()どもの気持(きも)ちも 確認(かくにん)します。

制度(せいど)()わったことで、
()どものために (なに)をするのが一番(いちばん)よいのか
裁判所(さいばんしょ)公平(こうへい)意見(いけん)
()められるようになると 期待(きたい)されています。

一方(いっぽう)で、一時(いちじ)保護(ほご)をするために
児童(じどう)相談所(そうだんしょ)仕事(しごと)
(いま)までより もっと大変(たいへん)になります。

つらい(おも)いをしている()どもを
すぐに()つけて、きちんと(たす)けることが
児童(じどう)相談所(そうだんしょ)(ひと)たちの 役割(やくわり)です。

これからも
役割(やくわり)を しっかり()たせるように、
児童(じどう)相談所(そうだんしょ)(はたら)(ひと)たちを
()やす必要(ひつよう)が あります。

ニュースの種類しゅるい