障害のある人も 着やすい服が 人気

(音声(おんせい)：八島(やしま) みこさん)

「ＳＯＬＩＴ(そりっと)！」
というブランドの服(ふく)が 人気(にんき)です。

「ＳＯＬＩＴ(そりっと)！」は
みんなが 心地(ここち)よく着(き)ることができる服(ふく)を
作(つく)ることを 目指(めざ)しています。

例(たと)えば、
車(くるま)いすに 乗(の)っているときに
動(うご)きやすい服(ふく)や、
ボタンが マグネットになっていて
着(き)やすい服(ふく)を 作(つく)っています。

新(あたら)しい服(ふく)を 作(つく)るときには
障害(しょうがい)のある人(ひと)も
協力(きょうりょく)しています。

服(ふく)を 作(つく)る時(とき)は
まず、障害(しょうがい)のある人(ひと)に
「どんな服(ふく)が 欲(ほ)しいか」
を聞(き)きます。

その後(あと)、試(ため)しに作(つく)った服(ふく)を
障害(しょうがい)のある人(ひと)に 着(き)てもらいます。
その感想(かんそう)を 聞(き)いて、
よくなかった部分(ぶぶん)を 直(なお)します。

それを 繰(く)り返(かえ)しながら、
何(なに)か月(げつ)も かけて 丁寧(ていねい)に
新(あたら)しいデザインの服(ふく)を 作(つく)っています。

新(あたら)しい服(ふく)を 多(おお)くの人(ひと)に 見(み)てもらう
ファッションショーでは
障害(しょうがい)のある人(ひと)が モデルをしました。

たくさんの人(ひと)が
デザインを 気(き)に入(い)って、
最近(さいきん)では テレビで 紹介(しょうかい)されたり
たくさんの賞(しょう)も 取(と)ったりしています。

また、
ほかの会社(かいしゃ)で作(つく)っている服(ふく)には、
前後(まえうし)ろ関係(かんけい)なく 着(き)られる服(ふく)や、
ふつうの服(ふく)だと チクチクする人(ひと)向(む)けに
肌(はだ)への刺激(しげき)を 少(すく)なくした 服(ふく)なども
あります。

障害(しょうがい)があっても
おしゃれを 楽(たの)しめるように、
これからも いろいろな服(ふく)が
できていくと いいですね。