子どもの数が 44年ずっと 減っている
2025年5月11日
国内のこと / こくないのこと

(音声:八島 みこさん)
2025年5月4日、
総務省という国の役所は
0歳から14歳までの 子どもの数が
1366万人になったと 発表しました。
子どもの数を 調べ始めてから、
一番少ない人数です。
子どもの数は 1982年から
44年ずっと 減り続けています。
今年は 去年に比べて
35万人減りました。
日本に住む人の中で
子どもの割合は 11.1%です。
世界中で 比べてみると
人口が 4000万人以上の国の中で
日本は 2番目に 低いです。
1番目は 韓国でした。
国立社会保障・人口問題研究所という
研究所は、
ほしい人数の子どもを 持たない理由について
夫婦に 聞きました。
すると、若い夫婦では
・子育てに お金がかかりすぎること
を 理由にしている夫婦が
多かったです。
そのほか、
・自分の仕事が しづらくなること
・家が狭いこと
などを 理由にしている夫婦も いました。
そこで、国や市などの役所では
子育てするための お金を 支援したり
子育てする夫婦向けの家を 増やしたり
しています。
子どもを持ちたいという人が
安心して 無理なく 子育てできるように
国などは
もっと支援していく必要が あります。