青森市の酸ヶ湯で
雪かきをする人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2月に入り、寒い日が 続きました。
さまざまな地域で、
いつもよりも 多く
雪が 積もっています。
たとえば 青森市の酸ヶ湯では、
4メートルよりも高く
雪が 積もりました。
これは、家の 2階くらいまで
積もったということです。
家の屋根から 雪を落としたり
家の周りを 雪かきしたりするときの
事故が 増えています。
雪を 片付けている時に
屋根から 落ちてきた雪に
埋もれてしまい
亡くなった人もいます。
屋根から 雪おろしをする時に
気をつけたいことを 紹介します。
まず、家族や近所の人と
一緒に やるようにしましょう。
一人でやっては いけません。
一人だと、事故が 起きたときに
気づかれないことが あるからです。
また、
屋根に昇ったり 降りたりする時は
はしごが 動かないように
しっかり 止めましょう。
さらに、
安全のための道具も 大切です。
屋根にのぼるときは、
屋根から 落ちないように
命綱を つけましょう。
頭を守るために
ヘルメットを かぶることも 大事です。
寒さは 落ち着いてきましたが、
雪の事故には
引き続き 気をつけてください。
暖かくなってくると
雪が 溶けて やわらかくなります。
雪が 急に 屋根から
落ちてくることも あります。
屋根の下には なるべく
近付かないようにしましょう。
また、山に積もった雪が 流れ落ちる
「雪崩」の事故も 起きています。
天気予報をよく見て、
出かける時には 注意してください。