埼玉県で 道路が崩れて 大きな穴があいた

埼玉県(さいたまけん)にできた 道路(どうろ)の大(おお)きな穴(あな)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２５年(ねん)１月(がつ)２８日(にち)、
埼玉県(さいたまけん)八潮市(やしおし)で 急(きゅう)に 道路(どうろ)が崩(くず)れて
とても大(おお)きな穴(あな)が できました。
穴(あな)の深(ふか)さは １５メートルくらいです。

道路(どうろ)の下(した)を 通(とお)っていた
下水道管(げすいどうかん)が 壊(こわ)れたせいで、
その上(うえ)の道路(どうろ)が 崩(くず)れて
穴(あな)ができたと 考(かんが)えられています。

この道路(どうろ)を走(はし)っていた
トラックの運転手(うんてんしゅ)が 穴(あな)に落(お)ちて、
まだ 見(み)つかっていません。

この道路(どうろ)は、
コンクリートで できています。
道路(どうろ)のコンクリートは
とても大(おお)きくて 重(おも)いです。

穴(あな)の中(なか)で
崩(くず)れたコンクリートの がれきが
積(つ)み重(かさ)なり、
下水道管(げすいどうかん)が さらに壊(こわ)れてしまいました。
そのせいで、下水(げすい)が あふれ出(で)ています。
下水(げすい)は 近(ちか)くの工場(こうじょう)や家(いえ)で使(つか)った水(みず)です。

落(お)ちてしまった運転手(うんてんしゅ)を 探(さが)し
穴(あな)ができた理由(りゆう)を 調(しら)べようとしても、
下水(げすい)があふれて 穴(あな)に入(はい)れず、
作業(さぎょう)が進(すす)みません。

埼玉県(さいたまけん)は、
近(ちか)くの家(いえ)に住(す)む人(ひと)や 会社(かいしゃ)に対(たい)して
水(みず)を使(つか)う量(りょう)を 少(すく)なくしてほしい
と言(い)いましたが、
なかなか 量(りょう)が減(へ)りません。

国(くに)は、
ほかにも事故(じこ)が 起(お)きないように
今回(こんかい)の事故(じこ)があった道路(どうろ)と
同(おな)じくらいの大(おお)きさの
下水(げすい)道(どう)が通(とお)る道路(どうろ)を 点検(てんけん)する
と言(い)いました。