(音声:八島 みこさん)
12月に入り 寒くなってきました。
冬には お風呂に 入っている時の
事故が 増えます。
特に 「ヒートショック」に
気をつけましょう。
「ヒートショック」とは
急に温度が 変わることで
体調が 悪くなることを 言います。
めまいが起きたり 胸が痛くなったりして
ひどい時には 亡くなってしまう人も います。
お年寄りだけでなく 若い人でも
ヒートショックに なることが あります。
ヒートショックを 防ぐには
どうすればいいのでしょうか。
たとえば、
ごはんを食べたり
お酒を飲んだりした すぐ後には
お風呂に 入らないようにしましょう。
また、お風呂に入る前には
コップ1杯の水を 飲むことも
ヒートショックを防ぐ 効果があります。
お風呂場と部屋の 温度のちがいを
小さくすることも 大切です。
服を脱ぐ場所と お風呂場を
前もって 温めておくとよいでしょう。
お湯につかるときや
シャワーを 浴びるときは、
足から 少しずつ
お湯をかけるようにしましょう。
また、お風呂のお湯の温度は
41度より ぬるいほうが よいです。
お湯につかる時間は
10分までが 安心です。
お風呂に入ると 体が温まり、
リラックスすることも できます。
無理なく 冬の お風呂の時間を
楽しみましょう。