水道管の「耐震化」が すすんでいない
2024年11月10日
国内のこと / こくないのこと
(音声:ゆたさん)
大きな地震が 起きた時に、
建物が 倒れたり
ものが 壊れたりしないように することを
「耐震化」といいます。
2024年1月1日
石川県で 大きな地震が
ありました。
地震によって、
耐震化できていなかった 水道管が
壊れました。
最も多い時には およそ14万の家で
水が 出なくなりました。
また、避難所でも
水道が 使えませんでした。
被害が とても大きかったので、
国は 全国の水道管が
どれくらい 耐震化されているかを
調べました。
その結果、
災害が 起きた時に 大切な
病院や避難所などの施設での、
耐震化の割合は
わずか15%だということが
わかりました。
都道府県ごとでは、
東京都が 52%で
耐震化の割合が 一番高いです。
一方で、
香川県は 0%で
耐震化の割合が 一番低いです。
水は 生活していくうえで
絶対に 必要なものです。
国は、水道の会社などに
耐震化に向けた計画を 立てるなど
対策を 進めてほしいと
呼びかけています。