水道管の「耐震化」が すすんでいない

(音声(おんせい):ゆたさん)

(おお)きな地震(じしん)()きた(とき)に、
建物(たてもの)(たお)れたり
ものが (こわ)れたりしないように することを
耐震(たいしん)()」といいます。

2024(ねん)(がつ)1日(ついたち)
石川県(いしかわけん)(おお)きな地震(じしん)
ありました。
地震(じしん)によって、
耐震(たいしん)()できていなかった 水道管(すいどうかん)
(こわ)れました。

(もっと)(おお)(とき)には およそ14(まん)(いえ)
(みず)()なくなりました。
また、避難所(ひなんじょ)でも
水道(すいどう)使(つか)えませんでした。

被害(ひがい)が とても(おお)きかったので、
(くに)全国(ぜんこく)水道管(すいどうかん)
どれくらい 耐震(たいしん)()されているかを
調(しら)べました。

その結果(けっか)
災害(さいがい)()きた(とき)大切(たいせつ)
病院(びょういん)避難所(ひなんじょ)などの施設(しせつ)での、
耐震(たいしん)()割合(わりあい)
わずか15%だということが
わかりました。

都道府県(とどうふけん)ごとでは、
東京都(とうきょうと)が 52%で
耐震(たいしん)()割合(わりあい)一番(いちばん)(たか)いです。

一方(いっぽう)で、
香川県(かがわけん)は 0%で
耐震(たいしん)()割合(わりあい)一番(いちばん)(ひく)いです。

(みず)生活(せいかつ)していくうえで
絶対(ぜったい)必要(ひつよう)なものです。
(くに)は、水道(すいどう)会社(かいしゃ)などに
耐震(たいしん)()()けた計画(けいかく)()てるなど
対策(たいさく)(すす)めてほしいと
()びかけています。

ニュースの種類しゅるい