(音声:加藤 愛優美さん)
2024年11月1日から
フリーランスとして働く人たちを 守る
新しい法律が はじまります。
フリーランスとは、
会社に入らずに
個人で 仕事を引き受ける
働き方のことです。
働く時間や 場所などが
サラリーマンと 比べて
自由です。
最近は フリーランスの人たちが
増えています。
一方で、仕事を任せた会社と
トラブルが起こったときに
困る場合もあります。
たとえば
仕事を任せた会社が
お金を支払うのが 遅れたり、
約束よりも安く
支払ったりしても、
なかなか 文句を言えないことが
あります。
文句を言ったら、
次の仕事を
任せてもらえないかもしれないと
不安に思うからです。
新しい法律では、
会社が 仕事を任せる時に
仕事の内容や お金の額、
お金を払う日などについて
口約束ではなく、
書類やメールに書いて
渡さないといけません。
また、会社が 長い間
フリーランスの人に
仕事を任せる場合には、
フリーランスの人が 安定・安心して
働けるようにすることを
求めています。
たとえば、フリーランスの人が
育児や介護をしながら 働くことに
配慮したり、
ハラスメントの対策をしたり
することです。
国の役所が
アンケートを したところ
76%もの フリーランスの人たちが
新しい法律の内容を 知りませんでした。
この法律を より多くの人たちに
知らせる必要が あります。