奄美大島にいたマングースを すべて つかまえることができた

マングース
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)八島(やしま) みこさん)

2024(ねん)(がつ)3日(みっか)
環境省(かんきょうしょう)という(くに)役所(やくしょ)は、
奄美大島(あまみおおしま)の マングースを
すべて つかまえた」
発表(はっぴょう)しました。
奄美大島(あまみおおしま)は、鹿児島県(かごしまけん)にある(しま)で、
めずらしい ()きものが
たくさん ()んでいます。

マングースは、
肉食(にくしょく)で イタチのような動物(どうぶつ)です。
1979(ねん)に、
ハブという(どく)へびを ()べてもらおうとして
(ひと)(しま)(そと)から ()れてきました。

ところが、マングースは
(どく)へびを ()べませんでした。

(どく)へびではなく、
アマミノクロウサギなど
もともと奄美大島(あまみおおしま)にいた
めずらしい動物(どうぶつ)
たくさん ()べてしまったのです。

そのため、(くに)は マングースを
つかまえることに しました。

マングースを つかまえるのは、
2000(ねん)から 本格的(ほんかくてき)(はじ)めました。
マングースを()つけるために (いぬ)使(つか)うなど、
いろいろな方法(ほうほう)
マングースを()つけて つかまえました。

最初(さいしょ)(ひと)()れてきたマングースは
30(ひき)くらいでした。
しかし、その(あと) たくさん()えてしまい、
(いま)までに つかまえたマングースの(かず)
(まん)2000(ひき)にも なりました。

2018(ねん)からは 6(ねん)以上(いじょう)
奄美大島(あまみおおしま)
マングースが ()つかっていません。

そこで、環境省(かんきょうしょう)
奄美大島(あまみおおしま)のマングースを
すべて つかまえることができたと(おも)うと
発表(はっぴょう)しました。

もともと()んでいなかった
マングースを (ひと)()れてきて、
結局(けっきょく) つかまえてしまった地域(ちいき)
ほかにもありますが、
奄美大島(あまみおおしま)のような (おお)きい(しま)
すべて つかまえたのは、(はじ)めてです。

奄美大島(あまみおおしま)では これからも、
マングースが また(はい)ってきていないか
ビデオカメラで 確認(かくにん)したり、
(いぬ)使(つか)って 調(しら)べたりはしていく
ということです。

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