最低賃金が 高くなる

発表(はっぴょう)する 岸田(きしだ) 文雄(ふみお) 首相(しゅしょう)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい):ゆたさん)

2023(ねん)(がつ)28(にち)(くに)会議(かいぎ)は、
最低賃金(さいていちんぎん)全国(ぜんこく)平均(へいきん)
41(えん) (たか)くすると 発表(はっぴょう)しました。

最低賃金(さいていちんぎん)都道府県(とどうふけん)によって
ちがいますが、
全国(ぜんこく)金額(きんがく)平均(へいきん)すると
(いま)は 961(えん)です。
(たか)くなったあとは 1002(えん)になります。
1000(えん)以上(いじょう)になるのは、(はじ)めてです。

最低賃金(さいていちんぎん)とは、
会社(かいしゃ)などが(はら)う 1時間(じかん)あたりの給料(きゅうりょう)について
一番(いちばん)(ひく)金額(きんがく)()めたものです。
会社(かいしゃ)などは、(はたら)(ひと)給料(きゅうりょう)
この金額(きんがく)より (ひく)くしてはいけません。

今回(こんかい)最低賃金(さいていちんぎん)(たか)くするのは、
(もの)値段(ねだん)
どんどん (たか)くなっているからです。

(もの)値段(ねだん)(たか)くなると
(いま)までよりも
生活(せいかつ)するのに必要(ひつよう)なお(かね)()えます。

最低賃金(さいていちんぎん)(いま)のままだと、
生活(せいかつ)(くる)しくなる(ひと)()えます。

そのため、(くに)
最低賃金(さいていちんぎん)(たか)くすることに しました。

実際(じっさい)に どれくらいの金額(きんがく)にするかは、
それぞれの都道府県(とどうふけん)()めます。
今回(こんかい) (くに)()した金額(きんがく)や、
それぞれの地域(ちいき)
生活(せいかつ)するのに 必要(ひつよう)金額(きんがく)などを
参考(さんこう)にして ()めます。

(いま)は、たとえば、
東京都(とうきょうと)での 最低賃金(さいていちんぎん)
1072(えん)です。
一方(いっぽう)で、
沖縄県(おきなわけん)での 最低賃金(さいていちんぎん)
853(えん)です。

生活(せいかつ)にかかる金額(きんがく)(ちが)ったりするため、
220(えん)くらいの()があります。

都道府県(とどうふけん)は、これから
くわしい金額(きんがく)について
(はな)()いをする予定(よてい)です。

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