５月８日から 新型コロナウイルスの対応が 変わる

(音声(おんせい)：ゆたさん)

厚生労働省(こうせいろうどうしょう)という国(くに)の役所(やくしょ)は、
新型(しんがた)コロナウイルスの対応(たいおう)を
２０２３年(ねん)５月(がつ)８日(ようか)から
インフルエンザと 同(おな)じにすることを
発表(はっぴょう)しました。

これからは、
インフルエンザの検査(けんさ)ができる 病院(びょういん)などで
新型(しんがた)コロナウイルスの治療(ちりょう)を 受(う)けられます。
検査(けんさ)や治療(ちりょう)のお金(かね)は
自分(じぶん)で 払(はら)うことになります。
ただし、新型(しんがた)コロナウイルス用(よう)の高(たか)い薬(くすり)は
９月(がつ)までは お金(かね)がかかりません。
ワクチンは これからも
無料(むりょう)で 受(う)けられます。

また、新型(しんがた)コロナウイルスに かかった人(ひと)が
７日間(なのかかん) 外(そと)に出(で)られない決(き)まりは
なくなりました。
ただし、厚生労働省(こうせいろうどうしょう)は
新型(しんがた)コロナウイルスに かかった人(ひと)に
次(つぎ)の３つを 勧(すす)めています。

１
症状(しょうじょう)が出(で)た日(ひ)の 次(つぎ)の日(ひ)から
５日間(いつかかん)は なるべく外(そと)に出(で)ないこと

２
症状(しょうじょう)が軽(かる)くなっても
２４時間(じかん)は なるべく外(そと)に出(で)ないこと

３
症状(しょうじょう)が出(で)てから １０日間(とおかかん)は
マスクをつけること

新型(しんがた)コロナウイルスの対応(たいおう)は 変(か)わりますが、
ウイルスが 弱(よわ)くなったわけではありません。
病気(びょうき)の人(ひと)や 高齢(こうれい)の人(ひと)などは、
人(ひと)が多(おお)い場所(ばしょ)では マスクをするなど
これからも 対策(たいさく)を続(つづ)けることが 大切(たいせつ)です。

☆次(つぎ)の記事(きじ)も 参考(さんこう)にしてください。
「マスクをするか しないかを、自分(じぶん)で決(き)めていいことになった」