(写真:著作者:frimufilms/出典:Freepik)
(音声:加藤 愛優美さん)
横須賀市の市役所は
4月20日から 1か月ほど、
「チャットGPT」を
使ってみることにしました。
役所の仕事で
チャットGPTを 使うのは
横須賀市が 初めてです。
チャットGPTは、
インターネットで
公開されているサービスです。
知りたいことを 書くと、
人が考えたように
文章で 答えてくれます。
チャットGPTは、
AIという技術を 使っています。
AIは、
世の中にある たくさんの情報を
データとして 取り込みます。
そこから
知識やルールなどを 把握して、
質問に答えたりできるのです。
横須賀市では 文章を書いたり
会議の内容をまとめる仕事に
使っています。
チャットGPTを使うことで、
職員が ほかの仕事に
時間を使えるようにすることも
ねらっています。
実際に使ってみた職員は、
「チャットGPTは
間違った内容の文章を つくることがあり
内容の正しさには 注意する必要がある」
と話しています。
チャットGPTは
世の中にある情報から 判断して
文章を 作っています。
文章が 正しいかどうかを
チャットGPTは
確認してくれません。
また、
「チャットGPTに頼りすぎて
人が 自分で考えないようになるのでは」
と心配する声も あります。
そのため、
チャットGPTを 使うのを
今は禁止している役所も
あります。
これから チャットGPTを
役所の仕事に
どのように 使っていくか。
いろいろな役所で
話し合いが 進んでいます。