岸田首相に 爆弾が投げられた

岸田(きしだ)首相(しゅしょう)が 演説(えんぜつ)しようとしていた
漁港(ぎょこう)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２３年(ねん)４月(がつ)１５日(にち)、
岸田(きしだ) 文雄(ふみお) 首相(しゅしょう)に向(む)かって
爆弾(ばくだん)が 投(な)げられました。
爆弾(ばくだん)を投(な)げた男(おとこ)は
その場(ば)で 逮捕(たいほ)されました。

岸田(きしだ)首相(しゅしょう)は、この日(ひ)、
和歌山県(わかやまけん)の漁港(ぎょこう)に
来(き)ていました。
統一(とういつ)地方選(ちほうせん)挙(きょ)に出(で)ている
仲間(なかま)の候補者(こうほしゃ)を応援(おうえん)するため、
演説(えんぜつ)をする予定(よてい)でした。
漁港(ぎょこう)には、首相(しゅしょう)の演説(えんぜつ)を聞(き)こうと
２００人(にん)くらいが 集(あつ)まっていました。

首相(しゅしょう)の演説(えんぜつ)が 始(はじ)まる直前(ちょくぜん)に、
男(おとこ)が 首相(しゅしょう)に向(む)かって
爆弾(ばくだん)を 投(な)げつけました。
爆弾(ばくだん)は、首相(しゅしょう)の近(ちか)くに落(お)ちて、
少(すこ)したってから 爆発(ばくはつ)しました。

首相(しゅしょう)は すぐに避難(ひなん)して
無事(ぶじ)でしたが、
警察官(けいさつかん)と 演説(えんぜつ)を見(み)に来(き)た人(ひと)が
ケガをしました。

２０２２年(ねん)７月(がつ)には、
安倍(あべ) 元首相(もとしゅしょう)が
演説(えんぜつ)中(ちゅう)に 銃(じゅう)で 打(う)たれて
亡(な)くなりました。

演説(えんぜつ)のときに どうやって
政治家(せいじか)や 周(まわ)りの人(ひと)の
安全(あんぜん)を守(まも)るか。

今回(こんかい)の事件(じけん)のあと、
警察庁(けいさつちょう)は 全国(ぜんこく)の警察(けいさつ)に対(たい)して
あやしい人(ひと)が いたら
しっかりチェックするなど
指示(しじ)をしました。