(音声:西山 祐樹さん)
ニュースを取材して編集している
共同通信という会社は、
全国の 知的障害のある人と その家族に
調査をしました。
調査では、
知的障害のある人の 恋愛や結婚、
子どもを もつことについて
考え方や経験を 聞きました。
調査の結果、
20歳以上の知的障害のある人の
およそ5人に1人が、
恋愛や結婚、出産について
周りの人から 反対されたことがあると
わかりました。
また、今回調査した
知的障害のある人の中で、
結婚したり
好きな人と 一緒に住んだり
子どもをもったりした経験のある人は、
12人に1人くらいしか いませんでした。
知的障害のある人の家族は、
知的障害のある人の
恋愛や結婚については
半分以上の人が 賛成しました。
しかし、知的障害のある人が
子どもをもつことには
半分以上の人が 反対しました。
障害があっても なくても、
結婚するかどうかや
子どもを 産むかどうかは、
自分と パートナーが
決めることです。
障害があるからといって
結婚や 子どもを産むことを あきらめず、
家族も 反対しないで済むよう、
障害のある人の望む人生を
しっかりと支えられる
制度やサービスが 必要です。
★スローコミュニケーションでは
2023年1月8日に
『障害のある人は、結婚したり
子どもを産んだりしては いけないの?』
という記事を のせました。
障害のある人の結婚や
子どもを産むことについて
くわしく 書いてあるので、
ぜひ 読んでみてください。