障害のある人が 国会図書館の資料を データ化している

国会図書館(こっかいとしょかん)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい):ゆたさん)

国会図書館(こっかいとしょかん)東京都(とうきょうと)にある
日本(にほん)一番(いちばん)(おお)きな図書館(としょかん)です。

国会図書館(こっかいとしょかん)では
日本(にほん)出版(しゅっぱん)される すべての(ほん)
雑誌(ざっし)、DVD、地図(ちず)など、
全部(ぜんぶ)で4600(まん)以上(いじょう)資料(しりょう)
(あつ)めています。

いま、国会図書館(こっかいとしょかん)にある資料(しりょう)
機械(きかい)()()って
データ()する 作業(さぎょう)
(すす)んでいます。

その作業(さぎょう)
障害(しょうがい)のある(ひと)(おこな)っています。

2022(ねん)(がつ)から
全国(ぜんこく)8か(しょ)作業所(さぎょうしょ)で およそ500(にん)
資料(しりょう)()()りなどの仕事(しごと)
(はじ)めました。

国会図書館(こっかいとしょかん)にある資料(しりょう)の ほとんどは
(かみ)のものです。
(ふる)くなった資料(しりょう)は、
(やぶ)れたり (よご)れたりして
()めなくなってしまうかもしれません。

そこで、データ()して
パソコンなどで
()られるようにしているのです。
もう()っていない 貴重(きちょう)(ほん)なども、
データ()すれば
パソコンなどで ()めるようになります。

(ふる)くて(やぶ)れやすい資料(しりょう)も あるので、
資料(しりょう)()()りには
(こま)かい注意(ちゅうい)必要(ひつよう)です。

大変(たいへん)仕事(しごと)ですが、
貴重(きちょう)資料(しりょう)を これから(さき)もずっと
データで ()られるようにする
大切(たいせつ)仕事(しごと)です。

この仕事(しごと)をする(ひと)工賃(こうちん)
(つき)におよそ5(まん)(えん)で、
平均(へいきん)のおよそ3(ばい)です。

障害(しょうがい)のある(ひと)工賃(こうちん)
とても(ひく)いことが
問題(もんだい)になっています。

今回(こんかい)のことは
工賃(こうちん)()げるための
きっかけにもなると
期待(きたい)されています。

ニュースの種類しゅるい