「障害者権利条約」を紹介する
パンフレットなど
2006年に
国連で 「障害者権利条約」が できました。
この条約は、
障害のある人たちの権利を 守るために
世界の国々が するべきことを
決めた約束です。
この条約は、
「私たち抜きに
私たちのことを 決めないで」を合言葉に
障害のある人たちも 話し合いに参加して
作りました。
日本は、2014年から
この条約に 参加しています。
国連は、この条約に 参加している国が
障害者の権利を しっかり守れているか
チェックします。
参加している国が
障害者の権利を 守れていないときは、
「勧告」をして 状況を良くするよう
求めています。
2022年9月9日、国連は
日本が 障害者の権利を
きちんと 守れていない部分について
勧告しました。
勧告のなかでも 特に求められたのは
つぎの2つのことです。
1、障害のある子どもが
障害のない子どもと
同じ学校・クラスで
教育を受けるように すること
2、精神障害のある人を
本人の許可なしに
病院に入れるのを やめること
この勧告は、
日本が 守らなくても
特に 罰などはありませんが、
しっかり受け止めて
より良くしていくことが
求められています。