東京パラリンピックが 始まった

花火(はなび)があがった
東京(とうきょう)パラリンピックの 開会式(かいかいしき)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：ゆたさん)

２０２１年(ねん)８月(がつ)２４日(か)、
国立(こくりつ)競技場(きょうぎじょう)で 東京(とうきょう)パラリンピックの
開会式(かいかいしき)が 行(おこな)われました。

東京(とうきょう)パラリンピックでは、
９月(がつ)５日(にち)の 閉会(へいかい)式(しき)までに
２２の競技(きょうぎ)を 行(おこな)います。
陸上(りくじょう)・水泳(すいえい)・卓球(たっきゅう)の３つの競技(きょうぎ)では、
知的(ちてき)障害(しょうがい)のある選手(せんしゅ)も 出場(しゅつじょう)します。

パラリンピックは
障害(しょうがい)のある選手(せんしゅ)が 出場(しゅつじょう)する
もうひとつの オリンピックです。
オリンピックが 終(お)わった後(あと)に、
同(おな)じ場所(ばしょ)で 行(おこな)われます。

東京(とうきょう)オリンピックと 同(おな)じように、
東京(とうきょう)パラリンピックでも、
会場(かいじょう)に お客(きゃく)さんを入(い)れません。

新型(しんがた)コロナウイルスが 原因(げんいん)の病気(びょうき)に
かかる人(ひと)が とても増(ふ)えて、
東京都(とうきょうと)などに 緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)が
出(で)ているからです。

その一方(いっぽう)で、
「学校(がっこう)連携(れんけい)観戦(かんせん)プログラム」
という取(と)り組(く)みは 行(おこな)われる予定(よてい)です。
これは 自治体(じちたい)や学校(がっこう)が
チケットを買(か)い、
生徒(せいと)たちが 学校(がっこう)の授業(じゅぎょう)として
競技(きょうぎ)を見(み)に行(い)くというものです。

しかし、子(こ)どもたちの安全(あんぜん)を 考(かんが)えて
このプログラムを やめる
自治体(じちたい)や学校(がっこう)も 増(ふ)えています。

東京(とうきょう)オリンピックを 開催(かいさい)したことで、
新型(しんがた)コロナウイルスが 原因(げんいん)の病気(びょうき)が
広(ひろ)がったのではないかと
考(かんが)えている人(ひと)も います。
東京(とうきょう)パラリンピックを 開催(かいさい)することで
さらに 感染(かんせん)が広(ひろ)がらないよう、
対策(たいさく)が 求(もと)められています。