総務省などの 公務員が 「接待」を受けていたことが わかった
2021年3月7日
国内のこと / こくないのこと
内閣広報官をしていた 山田さんと
菅 義偉 首相
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
総務省や 農林水産省という
国の役所で働く 公務員が
「接待」を 受けていたことが
わかり、問題になっています。
「接待を 受けた」というのは、
ほかの会社の人から
食事などを おごってもらった
ということです。
国などの役所で働く 公務員は、
仕事に関係する会社の人から
接待を 受けることを
禁止されています。
接待を受けた 公務員は
接待してくれた人の
得になるように
仕事をしてしまうかも
しれないからです。
公務員は
一部の人を ひいきしないで、
国民 みんなに対して
平等に 仕事をしなければ
いけません。
ところが、
総務省の公務員 13人が
2016年から 2020年の間に
39回も 接待を受けたことが
わかりました。
内閣広報官をしていた
山田 真貴子さんも、
総務省で 働いていたときに
接待を 受けました。
接待をした会社では
菅 義偉 首相の息子が 働いています。
菅首相の息子が
接待に 関係していたとして
国会で 大きな問題になりました。
これについて、菅首相は
国会で 謝りました。
さらに、農林水産省の 公務員も
仕事で関わる会社の人から
接待を 受けていたことが
わかりました。
総務省や 農林水産省は、
ルールをやぶって 接待を受けた
公務員に対して、
給料を減らすなどの
罰を 与えました。
国民が 信頼できるように、
ルールは 守ってほしいですね。