「ぴえん」は SNSで よく使われます
(音声:西山 祐樹さん)
辞書を作っている
三省堂という会社は、
毎年「今年の新語」を 選んでいます。
「今年の新語」には
その年に よく使われるようになり、
新しく 辞書に載りそうな言葉が
選ばれます。
2020年11月30日、
「今年の新語」の 大賞として
「ぴえん」が 選ばれました。
「ぴえん」は
泣いている声をあらわす言葉で、
うれしいときや 悲しいときなどに
使われます。
「ぴえん」は 若者が
ツイッターや インスタグラムなどの
SNSで 使うようになり、
広まりました。
目が 涙でうるうるした 顔文字と
一緒に 使われることが 多いです。
しかし、
「ぴえんは もう使わなくなった」
という若者も 出てきました。
一方で、「ぴえん」から 変化して
「ぴえんこえてぱおん」などの
新しい言葉が 生まれています。
このように、新しい言葉は
急に 生まれて
すぐに 変わっていくところが
おもしろいですね。