暑い夏には、カレーが食べたくなりますね。
「カレー屋おおにし」という名前で
カレーのおいしさ・楽しさを伝えている
大西賢士さんが、
簡単で 本格的な チキンカレーの作りかたを
紹介します。
◎材料(4 人前:分量は 目安です)
・たまねぎ … 1個 → 縦(すじと同じ方向)に薄切りにする
・にんにく … 1かけ → すりおろす
・しょうが … にんにくと同じくらい → すりおろして 水(約50ミリリットル)で混ぜておく
※にんにくと しょうがは、チューブのものを使ってもOKです。
・トマト … 1個 → 細かく切る
・トマトペースト … 大さじ1
・ヨーグルト … 50グラム
・塩 … 小さじ1
・鶏もも肉 … 1 枚(約300グラム)
※鶏肉は、皮を取って作ってもよいです。
そのほうが、スッキリとした仕上がりになると思います。
(その場合、ヨーグルトはなしでもOKです。)
・しょうゆ … 小さじ1~2
・はちみつ … 小さじ1~3
・特製スパイス(全量)
※すべてパウダーのもの。混ぜ合わせて準備しておくとよいです。
ターメリック … 小さじ1/2
パプリカ … 小さじ1
コリアンダー … 小さじ2
クミン … 小さじ1
◎作り方
1. 鶏肉を焼く
油をひいていないフライパンに鶏肉を並べる。(皮のほうを下にする)
↓
火をつけて 中火にする。
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皮がパリッとしたら 裏返す。
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裏側にも焼き目がついたら ボウルやお皿へ移す。(手順3で フライパンに戻します。)
<ひと工夫>
鶏肉と一緒に フライパンに残った水分と油も ボウルなどに移しておくと、
あとで戻したときに 鶏肉の旨味をカレーに入れられます。
(ただし、油が多くなるので お好みで。)
2. 野菜などを炒める
☆ポイント
材料の「水分を飛ばす」ようにしましょう。
もし 焦げ付きそうになったら、少し水をいれると よいです。
フライパンに 油を大さじ2くらい入れて あたためる。
↓
フライパンに 玉ねぎと 塩(小さじ1/2)を入れて、
玉ねぎが茶色くなるまで 中火で炒める(あまり動かさない)。
<ひと工夫>
玉ねぎを最初に炒めたあと 、水を入れると いいです。
玉ねぎがしんなりして、かえって早く 水分が抜けます。
↓
玉ねぎの水分が抜けて 茶色くなったら、にんにく・しょうがを入れる。
↓
トマトを入れて、つぶしながら炒める。
↓
水が出てきたら、トマトペーストを入れる。
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さらに炒めて水分を飛ばす。
3. 仕上げる
弱火にして、特製スパイスと塩(小さじ1/2)を入れる。
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香りが出てきたら、ヨーグルトと 水かお湯 300ミリリットルを入れる。
(水か お湯の 代わりに、鶏がらスープなどでもよい)
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火を強くして、水分が沸いてきたら 鶏肉を戻す。
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しょうゆと はちみつを入れて 弱火にして、25 分くらい 煮込む。
鶏肉に火が通ったら 完成!
◎応用編
ホールスパイス(パウダーにしたり 刻んだりしていないスパイス)を使うと、
より本格的になります。
ホールスパイスを使う場合、手順2で 玉ねぎを炒める前に入れます。
油へ香りをつけるように加熱して、香りが出たら 玉ねぎを入れてください。
スパイスは 入れたままでOKです。
オススメのホールスパイス:
カルダモン:10粒、クローブ:4粒、シナモン:数センチ